障害や発達に特性のある児童が通うことのできる福祉施設【放課後等デイサービス】。
一般の児童たちが通う学童と同じ、と思ってしまいがちですが、放課後等デイサービスと学童保育には相違点がたくさんあるんです。放課後等デイサービスの基本情報をまずは知っていきましょう。
分かりやすいモデルケースとして、市川市にある放課後等デイサービス施設『ふれあい児童発達支援・放課後等デイサービス 市川行徳教室』の施設情報を引用しています。
 

放課後等デイはどんな子供が利用できるの?

初めにも書いた通り、放課後等デイサービスを利用できるのは障害を抱えていたり、発達に特性のある子供です。
通うことができるのは6歳から18歳までの子供。また、特別なケースのみ20歳まで利用できる場合もありますが、基本的には小学校~高校生までの就学児童と覚えておきましょう。
 

施設紹介

ふれあい児童発達支援・放課後等デイサービス 市川行徳教室
住所:千葉県市川市香取1-4-6ハッピーマンション香取1階
電話番号:050-3173-8341
受け入れ年齢:小学生・中学生・高校生
HP:https://fureai-cds.jp/

市川市の放課後等デイサービス施設『ふれあい児童発達支援・放課後等デイサービス 市川行徳教室』。
今回はこちらの施設の特色やカリキュラム、児童との接し方等を見ながら、実際放課後等デイサービスではどんな活動をしているのかを見ていきましょう!
 

施設の特色

ふれあい児童発達支援・放課後等デイサービス 市川行徳教室は『自ら学ぶ力をつける』をモットーに様々なカリキュラムを組んでいます。
市川行徳教室では、学習の時間や工作の時間を設けています。しかし、それは成績アップのためではなく、自ら進んで何かを学ぶ、興味を持つ力を育てるため。市川行徳教室では一日30分の学習時間を設け自主学習の習慣を、ロボット作りや工作などの時間を設けることで興味関心へのアンテナを育てています。

また、コミュニケーション能力の育成にも力を入れているのが市川行徳教室。
指導員が主体ですべてを進めるのではなく、生徒たちの中に指導員が入り、サポートする形で遊びの時間を療育にしています。
子供たちのことを見守るのはもちろんですが、集団行動では子供同士の衝突が起きてしまうこともあります。そんな時はすぐに指導員がフォローできるように子供一人一人にしっかり目を配っています。集団行動をするとどうしても一人になってしまう子が出てきてしまいます。そんな時にも指導員が見過ごさず、一人ぼっちの状態を作らないようにします。
また、場にそぐわない行動をしてしまったりした場合はきちんと指導員が修正・指導を行います。

放課後等デイは『療育』の場

保護者が働いている間等に子供を預かる場というのが一般的な学童保育。放課後等デイサービスはただの児童預り所ではなく『療育』の場なんです。療育とは、発達に特性があったり障害を持つ子供一人一人の自立や問題の解決を促すための支援のこと。長い目で見て、将来の社会参加や自立に役立つための様々なカリキュラムを行うのが放課後等デイサービスです。
学童保育の場合、場所によっては50人を超える利用者がいる場合もあります。そんな状況は、発達に特性のある子供や障害のある子供が過ごすためにはふさわしくありません。萎縮したり、他の子どもと衝突してしまったりすることもあるでしょう。
10人ほどの少人数制の放課後等デイサービスなら、どんな子供も一人一人がのびのびと過ごすことができます。指導員の目の届く人数で、遊んだり、歳の近い子とコミュニケーションをとりながら、しっかりと自立への基礎を築くことができる『学びの場』が放課後等デイサービスなんです。

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